ワンダーフォーゲル部

ワンダーフォーゲル

令和2年度の成績

【令和2年度宮城県高等学校登山競技   】                
令和2年10月10日~10月11日 (泉ヶ岳・仙台第一高校)
男子 団体 2位(学校表彰)
女子 団体 3位(学校表彰)

2020年度沢歩き訓練 名取川本流報告

私達は8月1日に名取川本流にて沢歩き訓練を行いました。8月下旬に実施される1・2年生での沢歩き訓練に向けて、今回の活動では、沢を歩く際の注意点や知識を学ぶと共に技術力の向上を目的に2年生のみで活動を行いました。

事前準備でのわらじ作成は昨年の経験を活かし、しっかりと

作成出来ました。当日は水深がある所を歩く際は少し怖く感じましたが、中々経験する事のない貴重な体験が出来、楽しかったです。活動中はお互い声を掛け合い、情報を共有しながら取り組みました。

また、顧問の先生方からご指導していただいた事をしっかりと意識しながら行動する事が出来ました。

今回の活動を通して事前に確実な準備をする事の大切さや、仲間と協力して一つの事に向かう事の重要性を改めて考えさせられたとても有意義な時間となりました。

今回の活動で学んだ事や感じた事を確実に今後に反映したいと思います。これからの活動においてもワンダーフォーゲル部一同は安全を第一に考え、互いに高め合い、より充実した部活動を目指していきます。

令和2年8月31日                             

2年 チーフリーダー 丹野 広夢

仙台三桜高校活動報告

仙台三桜高校の活動報告を始めます。

まず、日々の活動についてです。わたしたち三桜高校では四人の先生方の指導のもと、

1年生19人、2年生14人で日々楽しく活動しています。

平日はランニングや筋トレなどの他、1,2年生共に各担当科目ごとに学習をしたり、

週末に行く山の読図を行っています。

 次に、南蔵王での活動についてです。7月23~25日にかけて

2泊3日で行いました。1日目は、新入生歓迎会と3年生送別会をまとめ、

皆でレクリエーションを楽しみました。2日目は、早朝から活動を行いました。

気候が丁度良く、登るにつれて下にある山の尾根の筋が綺麗に見えて

素晴らしい景色だったのを覚えています。さらに、途中にシャクナゲの花がたくさん

咲いていたり、アザミがあちこちにあり、皆で気を付けながら登っていきました。

頂上では、エーデルワイスとも呼ばれるウスユキソウや鮮やかな紫色のイワギキョウが

綺麗に咲いていました。そして、自分達より下に雲がある状況が1年生にとっては

不思議な感じもありましたが、登ってきたという達成感を強く感じました。

12時間35分という長時間の活動でしたが、1年生の初めてと3年生の最後に

ふさわしい合宿になったと思います。

 次に二口沢での活動についてです。私たちは2グループにわかれて8月29日と9月5日に

活動を行いました。1年生は沢での活動が初めてでしたが、先輩方に教えてもらいながら

わらじをいちから手作りし、自分たちが作ったわらじで沢登りをすることが出来ました。

また、深くて足がつかない場所では、ザックを浮き輪代わりにして細引きを使って進むなど、

工夫した活動もあったので、多くのことを経験できたと思います。

 次に蔵王での活動です。10月31日に蔵王の名号峰で活動を行いました。

この日は寒く感じる所もありましたが、比較的晴れていたのでとても登りやすかったと思います。

途中にはもみじより葉の切れ込みが浅いハウチワカエデや、実のついたコケモモ、

ガンコウランなどがありました。また、頂上には、あまり見られない花崗岩もあったので

いいものを見れたと思います。この日は初雪も見られたので、

冬が近づいてきている事を実感した1日となりました。

翌日の11月1日に面白山に行き、視界いっぱいの紅葉を楽しみました。

ただ、下山ルートが急傾斜で落ち葉が厚く重なっていた為に下山予定時刻を

過ぎてしまい、仙台行きの仙山線を逃してしまった為、主に二年生の顔に

深い絶望が表れていました。

また、私たちは登山の他にも、元気フィールドやzi:BOX(ズィーボックス)等の

市内のクライミングジムをお借りしてボルダリングを行ってきました。

普段、壁を登る機会は少ないこともあり、終わるころには

ほぼ全員の手の皮がボロボロでしたが、未体験の感覚に二年生はもちろん、

一年生も心からの笑顔で笑っていたため、新型コロナウイルス予防に留意しながらも

価値のある部活ができていることに部内の活動意欲の高まりを感じました。

 今回紹介した他にも、私たちは皆で笑いあって安全登山をしてきました。

これからも技術向上できるよう、そして山の楽しさを知ることができるように活動していきます。

 

                           令和二年 十一月 七日

二年  成田 大翔

一年  戸田 朔

     佐藤 夢春