茶道部

仙台三桜高校 茶道部 活動報告2011

 私たち茶道部は、文化祭以降3年生が引退し、1年生22名・2年生14名の計36名で活動しています。今回は普段の活動内容の紹介と、各種行事の活動報告をさせていただきます。


~普段の活動~
 学校内での主な活動としては、毎週月曜日に外部講師の先生をお招きし、お手前の練習をしています。茶道部は、「いつもお茶を点てて飲んでいるのでは…」というイメージを抱かれがちですが、普段の練習で実際にお茶を点てることはほとんどありません。お茶の点て方や、お茶を点てる前後にも細かな所作のきまりがたくさんあり、普段はその作法を身に付ける練習をしているのです。なにぶん人数が大変多いため、月曜日の作法室はいつもとてもにぎやかです。


~主な行事~

学校外では、8月の仙台七夕茶会、10月の児童・生徒・学生茶会といった各種お茶会にも定期的に参加しています。校内で夏休み明けに行われる文化祭は、茶道部にとって一番の活躍どころです。今年の文化祭も、3年生は浴衣を身にまとって一般来客者や三桜生にお茶とお菓子を振る舞いました。1・2年生も普段の活動の成果を十分に発揮することができ、台風の影響で一般公開が1日だけとなったにもかかわらず、用意したお茶やお菓子が足りなくなるほどの大盛況でした。


~新たな試み~

上記以外の大きな活動として、今年は東北大学で開催された「サイエンスデイ2011」という例年にない行事にも新たに参加しました。これは、大崎高等技術専門校が製作した「釘を使わない茶室」の中で、高校生が一般客にお手前をしてお茶を振る舞うというイベントです。当日は、猛暑の中多くの親子連れに来場していただき、人前でお手前をするとても良い機会となりました。今後も外部の行事に積極的に参加し、日頃の練習の成果を披露する場を広げていきたいと思います。